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品質管理と衛生管理

今日は検査室:鈴木真利奈さんの仕事を紹介したいと思います。

 まずは機械の拭き取り検査です。前日に今日使う機械の菌はチェックしてますが、朝にもう一度、製造前の機械の表面を拭き取り、食中毒の原因となる菌がいないかを確認します。

専用の長い綿棒で機械を拭き取り、培地と呼ばれる容器に塗ります。

広い面や細かな溝も拭き取ります。

こちらがその培地と綿棒です。最大8ヶ所分の検体が入り、1つの機械で複数の培地が必要になります。
 

この作業を繰り返し、拭き取った検体を検査室に持ち帰り培養機に入れ35℃で24時間培養します。

 

培養後目視でチェックし、何も無ければ商品は出荷され皆さんの食卓へと向かいますが、もし何らかの菌が発生していれば機械を停止し洗浄殺菌を行い、出荷も停止しなければなりません。
 

次は包装室にて担当者のエプロンなどの作業着の拭き取り検査と、コロコロで髪の毛や埃が付いていないかの確認します。




チェックシートに検査結果を記入していきます。
最後に、本日袋詰めした製品を集め、検査室にて製品微生物検査をします。これは完成した製品に居てはならない菌がついていないかを調べる検査です。



本日製造したさつま揚げと、朝に工場から持ってきた原料も同様に検査します。

細かくカットします

さらに潰します

適当な大きさに切り、さらにローラーで細かく潰し水に溶かし、その液を培養します。培養が終わったら食中毒菌がいないかチェックします。原料も含め毎日実施し、異常があった場合は直ちに対処と原因追求を行います。
 この他にも、室内温度・湿度の管理、梅雨時期~夏にかけての衛生管理の強化、作業者への衛生指導の徹底的に行い、食品衛生・食中毒予防を心がけています。
た原料工場への衛生環境の視察にて拭き取り検査もさせてもらい、当社外からの菌が入り込まないように気を付けています。

鈴木さん、毎日一人もくもくと汚れや菌と向き合ってくれてありがとう!!

(お顔が隠れていますが、とても綺麗なお姉さんなんですよ

㈱高橋徳治商店の商品は、このように毎日の洗浄・殺菌・検査をクリアし、皆様の食卓へと向かいます。そしてこれからも従業員の意識向上に努め、より良い商品作りに励んでいきます。

 

 

 

㈱高橋徳治商店

総務部:平塚あゆみ

 

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