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あいコープみやぎ 交流会

 

9月29日 あいコープみやぎ 青葉B地区の皆さんと

交流会を行いましたのでご報告いたします。

 

 

 

 今回の交流会は、昨年の9月に同じくあいコープみやぎ

青葉B地区の皆さんと共に考案させて頂いた「贅沢おでん種セット」

に添付する「だしパック」のだしを開発しようというもの。

 

去年のおでんの共同開発した様子

http://mamac.jugem.jp/?eid=239#sequel

去年のあいコープまつりの様子

http://mamac.jugem.jp/?eid=252#sequel

 

一年ぶりの共同開発ということもあり、組合員の皆さんも

当社の社員もこの日を待ち望んでおりました。

 

まずは、工場見学を・・・

水産加工品工場には昨年に見学されていた方もいらっしゃいましたが

今年3月に立ち上げた野菜工場への見学は初めてということもあり

興味津々のご様子でした。

「温かみのある雰囲気の工場ですね」と、水産工場とはまた違う構造

の内部に目を輝かせて見学して下さっていました。

 

こちらは、水産加工品工場での一枚。

なんでも前回見学された際には、焼きラインの製造が行われていなかった

らしく、今回「ぼたんちくわ」の製造があると知って皆さん喜んで下さいました。

次回、来社の際には、「笹かまぼこ」の製造があるといいですね。

 

 

 

 そして、ここからが本日の本題。

昨年、皆さんが「おでん会議」にて、27種類もの練り物や

加工品から厳選して出来た、おでんセットに合うダシの共同開発

のスタートであります。

 

 

 まずは、今回このだしパックの開発に大いに協力して下さいました

(有)まるご食品の濱口様より、今回提案していただいた10種類の

ブレンドしたダシパックの特長や配合の説明が行われました。・・・ダシは奥が深く面白い!

濱口様、お休みの中、御足労いただけたこと、本当に感謝申し上げます。

 

 

※写真左上が(有)まるご食品の濱口さん

実際使用する原料やダシなどのミニ学習会

 

 そして、実際に10種類のダシの試飲が行われました。

分類としましては大きく分けて、上品であっさり、コク強め、

煮干し感のあるものの3つで構成されています。

皆さん、種類の多さに戸惑いつつも、それぞれの味の違いに

驚きと感動を表わしていらっしゃいました。

一つ試飲する度に、「全然、ちがうね」「あっ、コレいいね」

などと喜色満面な感じでした。

 

 

 

 

 いよいよ、具材の試食。

練り物に染み込んだときのダシの味の変化に一喜一憂。

「こっちの方が好きかも」「おでん種が引き立つね」

「選んだ出汁とイメージが違う」「具材に合ってないかも」

ここで、見方が「おでん」としての仕上がりの方向に。

 何より、驚かさせられたのが、皆さんの味覚の鋭さ。

入社して間もない私からすると、皆さんのほうがずっと

当社のおでんの味を知り尽くしているなと… 素晴らしい。

 

 

 

 

 この予想以上の盛り上がりに、昼食会から参加予定だった

社長の高橋もしびれを切らし急遽参加。皆さんの感想を聞いたり、

おでんのダシのあり方について話をされていました。

 

 

 

 

 今回の共同開発にて、最終的に3つのダシにまで絞り込む

ことが出来ました。特に皆さんが強く意識されていたテーマが

「特別感があるもの」「家庭では出来ないもの」という基準。

それに加え、バランスが良い、具材が引き立つ、ごはんがすすむ

などという意見を加味しての選出となりました。

 

 1種類に決めるのか、2種類にするのかなど、考えに考えた末に

当社の社長より「ここだけの意見ではもったいないので、まつりで総選挙はどうか」

この一言により11月4日あいコープまつりにて

3種類のおでんがお披露目される事が決定いたしました。

 

あいコープまつりにて、この3種類のおでんを食べ比べ、気に入った

おでんに投票してもらい1位のおでんは12月のカタログに登場します。

同率1位、もしくは僅差の場合2位となったおでんも来年登場するかもしれません。

ぜひご期待下さい。

 

 

 何より今回の交流会は、私にとっても初めての経験。

組合員さんが、真摯に当社のおでんに向き合って下さっている姿や感想、

とても感動的でした。このだしパックに負けない、練り物を作り出して

いかなければならないと、改めて実感させられました。

ご参加ありがとうございました。

この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

 

営業部:山田

 

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